オーディンスフィアとジャンヌダルク

ミクシィでベルベット編までは色々書いてたんだけど途中で面倒くさくなって書くのをやめたオーディンスフィアがようやっと終わった。


このゲーム、やっぱりアクションゲームとしては100%不合格で、とことんキャラとストーリーを見せたいだけのゲームなんだなぁ。


トゥルーEDの到達条件なんか、ボス5連戦のラストバトル(一匹ずつに誰を好きなキャラを割り振れる)を全キャラ全パターン分見るという鬼のような作業で、そのうえトゥルーの他にバッドとグッドがあるんですけど、グッドEDは各ボスキャラに対応したキャラを割り当てなきゃいけない、つまり1パターンオンリー。そのパターン以外は延々とバッドEDで、何回大陸沈んでミリスさんの独白を聞きゃいーんだよ、みたいな。


ちなみに正式なキャラ割り当てないとボスに勝っても問答無用で戦闘後キャラが死ぬんで、すごい後味が悪い。特にオズワルドvsオニキス戦の後味の悪さはもう最高。あの後グヴェンドリンと再会して本能の赴くままに影触手とかだしちゃったりして陵辱の限りを尽くす展開を妄想、したはいいがグヴェンドリンもどのみちレヴァンタンに当てないとおっ死ぬからそれはないな。残念。


まあでも、散々バッド見せつけられたせいでトゥルーEDの展開にはおいちゃんホロリときちゃったね。マジで。アリスが喋り出したあたりから。なんだかんだでキャラと芝居がかった口調とシナリオが好きになれればアクション部分の不満点も帳消しになるんで、なんだ、惜しいゲームだ。




で、今はPSPのジャンヌ・ダルクやってんですけど。史実のジャンヌとゲームのジャンヌの姿がだいぶかけ離れてる(主に髪が)んで、これはもうセイバーでアグリアスからしょうがねえのかなーと思った矢先に、主役の交代劇。成る程。ウマい。


キャラはやっぱりリアンがよろしい。主人公の幼馴染で主人公と一緒に旅立って、最初は戦いに嫌悪感をあらわす、イギリス兵皆殺しのジャンヌとは対照的なキャラだったのに、ジャンヌが戦争の意義に思い悩み始めたあたりからいきなり吹っ切れて「甘いのよ!貴方は!」とか言い出すあたりが。カテ公みたい。どんな死に様になるのか今からわくわくするぜ。


あとこのゲーム、戦闘中の会話の応酬が少ないかわりに、ターンの始めとか敵倒したときにキャラが吹き出しで一言コメントしまして(キャラが固まってると吹き出し吹き出しが隠れてわけわかんなくなったりする)、ジャンヌが敵倒した時のコメントが



「いよっしゃあああ!」



よっしゃあ!はねえだろ。他にも「…それはそれとして、いくぞ皆!敵陣にドカンと殴りこみだ!」とか、この娘はセイバーやアグリアスとは似て非なる路線なんじゃなかろうか。