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トリックスターズD (電撃文庫)

１巻んときにミステリもどきとか言ってすんませんした。立派なミステリですよ。だって○○に魔法もクソもねえしな。

と同時に講談社とかから新本格と銘打たれて発売されてもおかしくないこの作品のレーベルが何故電撃なのかもわかった気がする。メフィスト賞なんかで後押しされて出版したとすると、やっぱり魔術云々のせいで賛否両論が大きいと思うんだよなあ。そのぶん電撃なら懐が広いというか、魔術云々（と言うか異能の力）が当然のように下地として存在するレーベルなので問題なく受け入れられるから…とか、まあ、似たようなコンセプト（魔法＋ミステリ）の殺竜事件とかは講談社ノベルスやけどな…。

あと誰とは言わんけど相変わらず出番が少ないね。そのうち館シリーズのなんたらさんみたいになっちゃうよ。