5話


一見まともそうに見えてもやはりガンダムパイロットにはキチガイしかいないという、ガンダムWのテンプレートを地で行くお話。アレルヤがカトル、メガネとスカーフのどちらがヒイロかで悩むところだけど、「俺がガンダムだ」発言に正義やらナタクやらが妙に被る気がするので、刹那が五飛で。ズール様が正義だ。このメンバーでの常識人(デュオ)に相当するのはロックオンだけだな…。


お話の内容は兎も角、狙撃シーンは良かったんじゃないでしょうか。逆ザンネックぽくて。火力特化型のガンダムは腐るほどいても、スナイプ特化のガンダム、というかMSは数える程しかないですし。ジムスナイパー系統とジョンブルガンダム、あと名前だけならゲルググJくらい?ゲルググJが名前だけってのは劇中で狙撃シーンがないのもさることながら、武器名が狙撃用ビームマシンガンだから。バスター?ガナーザク?当てたことあるっけ?


狙撃用MS(または武器)があまり出ないってのは、劇中のNT勢がスナイパーでなくともノーマルのビームライフルでボカスカ当てるのと、関連して普通人の中で百発百中キャラがいると主役の命中率が際立たない(反例でその煽りを受けたのがバスター)、絵的に派手になり辛いとかその辺と思われるも、前述したザンネックの超高々度射撃は見栄えも良かったし、08小隊の「軍務と理想」での狙撃シーンは緊迫感もあったりで、演出次第で狙撃も映えるものだとは思います。


あとガンダムで印象に残ってる狙撃シーンと言えば、Zのメガバズーカランチャーによるドゴス・ギア狙撃(Zでのシャアのヘタレ具合がよくわかるシーン)、ヒゲの核狙撃、狙撃とはちょっと違う気もするけど逆シャアでレズンの足を止めたνガンのビームライフルあたりかなー。ゼロカスのシェルター撃ちは、なんか違う気がする。あとZZは異様に戦艦に艦砲射撃による狙撃が多かったような…。プルツーなんかそれで落とされてるし。


ピンクについては…うん、まあ、ないわ。機体のフォルム自体はかなりいい感じなんで、あれで髪色に合わせて銀とかなら良かったのに…なんでピンク?ガザじゃねんだから。