2巻


東大を出たけれど (2) (近代麻雀コミックス)

東大を出たけれど (2) (近代麻雀コミックス)


く、暗ぇ・・・。元々のコラムからして明るいものじゃないってのはわかっちゃいるけど、それでも1巻は情緒というか・・・寂しさの中にも救いがあるというか・・・まあラストの「ホームレス」の結末の所為でそう感じるんだろうけど。全部持ってっちまった!あの話が!


一番好きなのは11話の「師匠」かなあ。近麻で読んだ時も「せつねぇ話だなオイ」と思ったけど、絵に起こされるとまた倍増するね。「沖野さんお待たせしましたー」ってコマの、男の方は目で追ってるけど彼女の方は完全に意識して逸らしてる描写が最高。ところでこの回の


五六(23457)235567 ツモ七 ドラ六(○で囲んでも英数字でもエラるので()内がピンズ)


って5切りと7ピン切りしか選択肢が出てないけど、2切りでも良いよね?「困るな・・・全く君はデジタルじゃない」とか言われそうだけど。あと「雀荘難民」の「お前みたいな生き方してる奴にはな――本来この国の道路を歩く権利なんてねェんだぞ」ってのも地味にキツい。私はゴミくずです。そういや牛島くんのフリーター編でも似たような台詞あったな・・・。決まり文句の1つか何かなんですかね。