ガン×ソード VOL.3 [DVD]

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第14話「スウィフト・ブラウニー」
プリシラ登場。これでOPのシルエットメンバーが勢ぞろい・・・したと思ったら前回で死んだガドヴェドが黒く塗りつぶされてシルエットに逆戻り。これ最終回は第1話みたいにシルエットだらけになるんじゃなかろうな。内容は・・・ガンダムファイト


プリシラ「お母さんは反則はしても八百長は絶対しなかった!」


いや・・・プリシラそれは・・・だめなんじゃねえの・・・?


第15話「ネオ・オリジナル」
前半は飛行船でのヴァンとウェンディのやり取りにニヤニヤしてたら後半で二人目のオリジナルセブン、ウーさんにヴァンが負けて一気にシリアスモードに。基本的に復讐キャラってのは元々強いのと(Gガンダムのドモン・鬼哭街孔濤羅ベルセルクのガッツ等)、きっかけとなる事件前は普通人だったキャラ(ダイモンズのヘイト・うしおととら金票るろ剣の縁等)がいて、前者は下地が出来ている元々の武器を磨き上げ、後者は何らかの人外能力を身に付ける(そうじゃないと短期間で強くなれないからね)傾向にあるわけですが、ヴァンもこの場合は普通人のカテゴリーに入るのかな。暴れ者だったとかそのくらいの強さじゃ何らかの技術を収めているとは言えないし。


で、この手のタイプの後天的能力付与系復讐主人公は、手にした武器の性能で序盤は無双できますが、中盤に同等の武器を持った敵に一度敗れる必要があります。今までの敵に勝てていたのはひとえに武器の性能に他ならず、本人そのものの強さは修行を積んだ強者には及ばないため、武器の性能差というアドバンテージがなくなると不利だからです。元から強かったタイプの場合、やられると特訓を積むなり新技を開発するなり水の一滴が見えたりしますが、元々普通人タイプはというと・・・


第16話「輝くは電流火花」
ウーさんに敗れて死の恐怖に直面したヴァンは、ウェンディに過剰に優しくしたり昔の女をどれだけ好きだったか体育座りで語ったりした挙句、ウーさんに与えられたリミットの3日目になるとウェンディと一緒に「ここから逃げよう」と敗北宣言。とても格好悪いうえにウェンディに逃げるなら一人で逃げて。私は兄さんを諦めない」と追い討ち。


この台詞で思い直すかと期待すれば本当に一人で逃げ出して、落ち込みながらパズルを適当に弄くりまわしていると、数年間解けなかったパズルが完成し、中からせりあがってきた十字架の飾りが朝日を受けて輝くと、「あーッ!うぉーっ!あーっ!おぉぉーっ!エレナーッ!愛してる!お前に夢中だ!」とドモンかゲイナーかと言わんばかりの告白をした結果、電磁シールドを会得してウーさんを倒します。何がなんだかわかりませんがオッケーです。


元々強くない普通人が武器の性能がチートだとしても相手を追いかけ続けられるのは復讐心故です。その復讐心を恐怖が上回れば敗北は必然。要は気構えの問題でしたというお話。ガドヴェドの時の、復讐による怒りで冷静に相手を捉えられず倒せないなら、怒りをさらに増幅して純化した状態で倒す、みたいのもそうですが、こういうシチュエーションが大好きです。まあ覚醒イベントと言えばそれまでだけど・・・。この覚醒イベントを繰り返して大失敗した漫画がブリーチだと思う。


BLEACHテンプレ


A「これが私の本気です」
B「私はその倍強いです」
A「実は実力を隠してました」
B「私もまだ本気ではありません」
A「体に反動が来ますが飛躍的にパワーアップする術を使わせていただきます」
B「ならば私も拘束具を外します」
A「秘められた力が覚醒しました」
B「私は特殊な種族の血を引いており、ピンチになるとその血が力をもたらします」
A「覚悟によって過去を断ち切ることで無意識に押さえ込んでいた力が解放されます」
B「愛する人の想いが私を立ち上がらせます」




まあブリーチはいいとして・・・一見冷静に見えたウーさんもやっぱりキチガイでした。自分の母親がカギ爪とイチャついて自分を見てくれないのでカギ爪を殺そうとしたら母親が身代わりになった・・・というトラウマを999に出てくるような母親の肖像画の前で全裸で回想して明かしてくれましたが、これで何でカギ爪に心酔してるんだろう・・・。人のトラウマを元に心を操る肉の芽かアンスラサクスの神経みたいな能力を素で持ってるんだろうか・・・。そういえばカル=スも全裸で玉座に・・・。あとファサリナさんがエロかったです。プリシラのコスチュームといい、ああキムタカだって気がする。母親の胎内にいるかのようだ。