スーパーロボット大戦K 特典 Official Commentary Book付き

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23話まで。主人公ミスト暴走の巻。


第21話「決戦の時は来たれり・前編」
バーチャロン勢正式加入。敵にシャドウじゃないライデンも出てきました。しかしチャロン3機は最強武器が軒並み低命中補正なので当てづらい・・・。全員必中常備してるからいいんだけど。マップが単調な作りで凄くダレた。シリーズで出たマップで例えると「勝利条件・Xターン以内に脱出地点まで辿り着け」系の作りで、無駄に長いうえに無駄にクネってて無駄に通路が細いので進撃が遅くすし詰め状態に。結局足の遅いユニットは戦艦待機。FEなら兎も角、スパロボでこの手のマップはいらんな・・・。


・今日のカガリ


ダイヤ「カガリさん!出撃命令を出してくれ!」
カガリ「わかった!ラミアス艦長、ラクス、ルル!準備はいいか!?」
マリューアークエンジェル。準備OKです!」
ラクス「エターナル・・・出撃可能です」
ルル「大空魔竜もいつでも行けます!」
カガリよし!総員出撃だ!


もはやブライトさんを通り越して総指揮官になっとるでぇ・・・。


第21話「決戦の時は来たれり・後編」
ミスト「アストリームにだって防衛隊がありましたよ・・・地球の防衛組織とは比較にならないほどの巨大な組織がね・・・」


最近発掘されたレヴリアスやデチューン機のセリウスを部隊に配備していたり、人類同士で大きな戦争が起きなかったと語られるアトリームに・・・?


ミスト「わかってます。ヴァンさんのはただの復讐だと思ってませんから。そういう戦いなら無意味じゃありませんし邪魔もしません」
ヴァン「・・・お前、何言ってんだ?何か勘違いしてねえか?」


勘違いしてるよね・・・。この後「俺は憎しみでは戦わない」と宣言した直後に、「安い挑発だ・・・!」と自覚していたはずのイスペイルさんの挑発に乗り(イスペイルさん曰く、「馬鹿め、あの程度の挑発に乗りおって・・・」)捕らわれるミスト。ここからはイスペイルさんのターン。ゲートで飛ばせばすんだものをわざわざ基地に引き入れ、挑発までして捕獲したミストを(レヴリアスのほうが優先度が高いとは言え、クリスタル・ハートの力を引き出せるサンプルとして必要と言っていたのにも関わらず)、「・・・気が変わった。やはりお前は殺す!」。・・・何言ってんのコイツ・・・。ミストといいイスペイルさんといい、3分前の記憶がないのか?


結局ミストの身代わりにセリウスが大破。仲間全員に「皆聞いてくれ、俺が馬鹿だった!」と謝罪し(その際にルージの反応「何でも言ってください」が顔グラも相まってやけにシュール)、決戦。


戦闘前会話
イスペイル「どうした小僧。怒りを武器にしなければ私には勝てんぞ?」
ミスト「黙れ!俺はもう憎しみに身を任せたりしない!俺は地球を守るために戦うんだ!」
イスペイル「笑わせるな。お前の心の底には(中略)すぐにまた憎しみと怒りが爆発するに決まっている!」
ミスト「うるさい!そんなことがあってたまるか!」
イスペイル「クックックッ・・・。気付いているか?お前は既に怒りをあらわにしているのだぞ・・・」
ミスト「あ・・・!だ、黙れっ!地球のためにお前を倒す!」


やはり3分どころか3秒前の記憶もないのか・・・。ギャグ漫画かと思った。「あ・・・」ってオイ。


この後HPを半分まで減らすと、イスペイルさんがクリスタル・ハートに魂を注いだ攻撃でたかがレヴリアス1機を瀕死にさせた程度で疲弊した挙句恫喝をかますイベントが発生。


イスペイル「うぐっ・・・やはり、おいそれとは使えんな・・・。・・・わかったかね、ミスト・・・?お前達に勝ち目などないことが・・・!」


ジャガーピヨ彦に絡んでたチンピラ相手にハマーが忍術で脅して勝手に疲れて自滅する話があった気がしますが、今丁度そんな気分です。「うぐっ・・・」じゃねーよ。たかがMSサイズの機動兵器1つ潰したくらいで何を勝ち誇ってるんだろう。あと22機・・・いやペアもいるから40機近く残ってんのに。大体怒りをパワーに変えてもいいじゃないっすか。昨日のガンソードにも書きましたけど、怒りでは敵に勝てないから水のように心を鎮めろという明鏡止水理論が嫌いで、怒りが足らないなら更なる怒りで焼き尽くせ、みたいなのが好きなんス。80cm砲がダメなら8000cm砲を用意しろみたいな。いいじゃないですか怒りのパワーで。ダンクーガだって怒りでアグレッシブモードになるし、チェンゲの竜馬だって常に怒ってるし、セツコなんて悲しみが力に変わるのに。スーパーサイヤ人も怒りですよ。ブレードだって怒りと憎しみと公言してるし。まあ「あっ・・・」のあたりからしてライターも建前前提で言わせてると思うけど。


クリア後、ヴァンが三度キレる。諌めたサラ曰く「まず服装の乱れから正して〜」・・・タキシード、ダメなん?しかし今回は同行してる博士キャラが少ないせいでサコン先生が多忙だなあ・・・。解析系を一手に引き受ける博士系アストナージのようだ。


第22話「コンフュージョン・カーニバル」
ガイキングキンゲのクロスオーバーシナリオ。イスペイルさんに代わって指揮を引き継いだガズムがメックスブルートのオーバースキルに目を付けて、幻覚を見せた人間の気持ちを浮かれさせて戦えないように・・・って、初っ端から作戦がセコい・・・。このドタバタ騒ぎで駅伝イベントやらアイドルコンテストやらがスタート。恒例のお祭り枠。ついでにゲイナーの告白イベントも消化。・・・もしかしてウンコ部長さん、出番なし?


カガリ
カガリ「私達は仲間だから、それくらい当然ださ。ミストも、私達を信じろ。シェルディアの事だからって自分ひとりでどうにかしようなんて考えるな」


・「優勝候補二人が〜」
突っ込まないぞ・・・。


・「セクハラっぽい質問」
スーツ・・・。


・演歌
ローサ「皆さん、私の心の歌を聞いて下さいっ!」
一騎「こ、これは・・・!」
ルル「演歌だわ!コテコテでドロドロで・・・女の情念を切々と歌い上げた・・・」
キラ「すごい・・・。想いが力になってるみたいだ・・・


お前はそれ言いたいだけやろ。マップクリア後のラクスの「この方たちの情熱は〜」発言と言い、ボケ倒すコンビとしてなら俺はこの二人が好きなのかも知れない。あとファフナー組が加入したんですけど、こいつらうろ覚え(中盤までしか見てない)の原作記憶によると半分くらい死んだ気がするんだよなー。どのみち1週目はファフナールート通ってないし、合流したゲイン達やスヴェンやらが50機前後の撃墜数で参加してくれるのに、こいつらは元民間人の設定に則って基本撃墜数ゼロだもんな・・・。今回はベンチにまわすか・・・。改造済みで入るし、それぞれの性能は申し分ないんだけど。


第23話「結成!ディガルド討伐軍」
やっと向こうの地球に移動してゾイドシナリオに。量産型のメガラプトルがかてー。23話から雑魚が援護防御常備するようになるので硬さ倍増。


剣司「他の連中と戦わせて、弱ったところを一気に叩こうっていうセコイ作戦なんじゃねえの?」
総士(そんな馬鹿な話、あるわけないじゃないか・・・)


漫画の読みすぎと指摘される剣司のメタ台詞。だってスパロボはそんな敵ばっかりだよ。


カガリ
カガリ総士の言う事も正しいと思う。確かに地球だけの現状を考えれば他人の心配なんかしてる場合じゃない。だが、手を差し伸べれば救えるのに、それをしないのは人として間違ってると思うよ」


考え方自体は原作カガリと同じものの、自分の考えをうまく政治的な言葉に乗せられず舌っ足らずだった事を考えると、この饒舌ぶりは・・・。


ラ・カン「・・・ジンよ、このお嬢さん達が我々のリーダー・・・カガリ・ユラ・アスハさんとラクス・クラインさんだ」
カガリ「よろしく頼む!」


公認かよ。こうしたやり取りを見ると、スパロボのライターってのは半公式の2次創作小説を自分の好きに書くことが出来るすげー羨ましい立場なんじゃないかと思え始めてきた。


・ミスト
ミスト「ガズムはどこだ!教えろ!っ!」
ヴェリニー「アタシに勝てたら教えてやるよ!かかっておいで、坊や!」
ミスト「馬鹿にしやがって!いくぞっ!」
ゴウ「待て!相手の動きも見極めずに突っ込むな!」
ミスト「うわあああっ!」(イベント戦闘で瀕死


いい加減KORIRO。