スーパーロボット大戦K 特典 Official Commentary Book付き

スーパーロボット大戦K 特典 Official Commentary Book付き


5話までのネタバレを含みます。


・1話
ゴーダンナーマジンガー、主人公機が登場。キムタカ好きの癖にゴーダンナーは見ておらんというか、今作で見たことあるのは種とキンゲのみというザマ(ファフナーは途中まで)。マジンガーも見たことはないんですが、十数作もスパロボプレイしてて、その毎回に必ずマジンガーは存在するわけで、もう原作アニメとは別次元でスパロボ世界のマジンガー勢に愛着を持ってる身からすると、新規参戦組がまるで見たことないだらけの今作においては彼らが出てくるだけで「ああ、やっと見知った顔に会えてホっとする」状態を通り越してもうプレイヤー=甲児ですよ。甲児が「何だあのメカは!」と驚けばプレイヤーも驚き、「また知らない敵だぜ」と叫べばオレもしらねぇと共感する感じ。


1話で登場する主役連中全員が不屈持ち。が、消費が従来の10から20に値上げ。まあ閃きの上位互換技能の癖に消費が同じってのがおかしかったので妥当といえば妥当でしょうが、とりあえずターン始めに不屈かけとけって戦法はきつくなりましたね。序盤の20は結構痛い。


・2話
平成ガイキング登場。平成ライディーン(超者)はこれから先も出ない気がする。しかしアニメの日本人名とは言え、ツワブキ・ダイヤとは凄い名前だ・・・。名前に適さない二文字単語とかじゃなくて完璧に当て字かまんまカタカナですよ。しかも(恐らく)父親は漁師。漁師の息子がダイヤ!何を考えてるんだコイツの母親は。まあ自分にもカタカナ4文字の英単語が名前の従兄弟がいますが。


そして2話にして敵戦艦がHP一定値以下により撤退。一撃で6000超のダメージを与えなきゃならんのですが、無改造のこの時点では一撃で6000超はキツイ。ならば定石として援護攻撃・・・と思えば今回の援護攻撃は隣接したユニットが援護に入るのではなく、OGのようなペアを組んだユニットの相方が援護するシステムで、となるとペアを「主力機+補助機」(例・マジンガー+ダイアナン)という形にして組ませていたウチの最強勇者ロボ軍団どもは・・・。ブレストファイヤー+スカーレットビームじゃ足りないよ。主人公機はボスと組んでて、ボロットパンチは空中不可なので無理(多分空中可でも無理だったとは思う)、ゴーダンナーの新婚二人組は嫁は兎も角旦那の最強武器が空中不可なのでギリギリ足らず・・・。合体すれば単発の威力は増すけど援護が出来なくなって本末転倒。もしかしてこのゲームは撤退ボスがいつどこで出てくるかわからないことを考えると主力機2機を組み合わせたペアユニットの運用が正解なんだろうか。なんだかなー。同ターン内で矢面に立つのはフロントの一機だけなんだから、エース二人をまとめて運用するのは戦力の無駄感がして好きになれませんよ。この仕様の場合合体ユニットや合体攻撃の片割れは別ペアで運用しつつ、横に片割れを置いて合体攻撃+援護が一番のダメージソースになるのでしょう。エース二人をまとめるのはイヤだけど、合体ユニットはペアで運用したいんだけどなー。


結局思わぬ伏兵、Gガンナーとコアガンナーのペアでボス落とせました。この2機も最強武器の射程が食い違っててアレだけど・・・。ていうかマジンガー弱すぎねえかコレ。主役機ですらない、ゴーダンナーのサポートメカ(見てないので実際はどうか知りません)っぽいG・コアガンナーに最強武器の威力が負けてますよ。ルストハリケーンで相手の装甲ダウンさせるのが今回のマジンガーのお仕事なのだろうか。グレートもカイザーもいないと言うのに・・・。


・3話
ジーグ、アスラン登場。種好きでもないのにアスラン出てくると安心するのがなんか嫌だな畜生。ジーグはどうもガイキングと違って旧作の時系列そのままの続編らしいんですが、司馬博士、いつ生身に・・・。


ジーグの使いかっては悪くないものの(武器全部EN消費はどうかと思うが)、戦闘アニメ見る限りジーグブリーカーの演出に組み込まれてボツった武器(というか技)がいくつもあるっぽく残念。この1つの武器演出に複数の武装を組み入れて武装の数を省略するやり口はMXチームぽい。


あとマップ開始時のイベントでファフナーと種キャラが同時に出てくるんですが、絵のタッチが似すぎて一瞬どっちがどっちかわからなかった。


・4話
主人公のパートナー参戦。修理、補給、合体攻撃と見事なまでのサポートメカ(人型)。マシンガンでただ撃つだけなのにあれだけ豪華な照準演出が入るのは斬新だと思う。


そして撤退ボス再び。トリニティーアタックで気力を下げ、キラーバイトで装甲を下げ、合体攻撃で援護なしでも撃破。ネッサーもどきのキラーバイトが装甲ダウンlv2なので、ダウンlv1のルストハリケーンマジンガーにはますます出番が・・・。マジンパワーもないし・・・。


・5話
平行地球へ跳躍。ACE3といいスパロボZといい、ちょっと最近のバンプレは平行世界ネタが好き過ぎる。平行地球=荒廃世界というバンプレのお約束通り、キンゲ参戦。ついでにZで実現できなかったブリュンヒルデのエピソードも再現。Zやってりゃキンゲをイチからやる必要ねーだろってことでいきなりブリュンヒルデなんでしょうが、原作だとこの時点で戦線離脱しているはずのヤッサバ隊長と、既にヤーパンの天井に潜り込んでるアデット姐さんが敵として登場。まあアデット姐さんはシナリオ終了後に原作通りの行動を起こしましたけど、問題は乗機。シベ鉄3バカトリオがまがりなりにもオーバーマンのアンダーゴレームに揃って乗ってるのに、上司のアデット姐さんはドーベック・・・。原作通りとは言え姐さんがかわいそうです。つーてもアンダーゴレームは能力のマッハバンドシェイカーがあまりにもショボかったから、ドーベックのほうが強いかも知れないけど。


ついでにZの汚名返上なのかパンサーが割りと強い。BB弾が空中Aになったのと、合体攻撃の威力とコストが半端ない。修理装置持ちなことを考えるとWのフルメタ小隊並に使えるかも。