キャラ雑感。マリィ(マルグリット・ブルイユ)








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人外相棒系ヒロイン。元ネタ参照。


歩く特異点であり、魂のあまりの純度にエイヴィヒカイトなし、つまり素で流出位階と同等の次元にまで至った存在。覇道の流出は世界のルールの書き換え、求道の流出は世界のルールにすら縛られずに己の身を一つの異界と化す・・・とのことだが、だとするとメルクリウスがループさせても浜辺のマリィはそのまんまなわけで、じゃあ何で毎度毎度蓮のことを忘れてしまうのか・・・という疑問が沸く。いや「また会える」発言からして、完全に忘れてるわけでもないようだが・・・。マリィと強く結びついた場合は永劫回帰脱却、そうでなかった場合、つまり香純・螢ルートのようなケースだと、蓮から切り離されてそのたび初期化されるのか・・・?そうなるとやっぱり先輩ルートに出てきたマリィルートのCGは何やねん、ということになるが。あの後ラインハルトに蓮が負けたと過程すれば、あの情景はマリィルートのIFだと納得できるものの、マリィは・・・。切り離さずにラインハルトとの一騎打ちを決行して、諸共消滅→永劫回帰→マリィ再度誕生→特異点再誕生という流れなのだろうか。


なんでこんなことをグダグダ書いてるかというと、マリィ本人について解説以上の思い入れがないからで・・・。所謂人外系(いや人ではあるんだけど)の癖に、いまいち異常性が足りないというか・・・。能力に関しては異常たっぷりだけど、性格っつーか価値観っつーかね。ラインハルトに穴あけられたあとは普通の人間に近くなっちゃったんで、ある意味「香純?蓮がやれっていうなら殺せるよ?って言ってた頃のほうがキャラが立ってたかも。穴を開けられるまでの、人としての価値観に捕らわれない異常性こそが神秘性、ひいては魂の純度の裏づけであり、マリィというキャラの持ち味だったのに・・・。あとちょっと「私の男」「俺の女」発言が性急というか、人間の感情を獲得する段階と、恋愛感情を抱く段階が同時進行過ぎて・・・。まあ蓮は元々そうなるように選ばれた素材に調整を加えたようなものだから、下手な理屈付けは野暮なのかも知れない。穴開けられた後にしろ前にしろ、悪いけど趣味じゃないといえばそれまで。


まあ蓮の意識がない時に他人に触れるとギロチンの法則が発動してクビがすっ飛ぶとのことで、直に触れないように先輩の行動を妨害しまくった下りなんかは面白かったけど。しかしだとすると五章冒頭のシーンは、何気に蓮が起きるの遅かったら香純のクビが飛んでたのではなかろうか・・・。


あとは立ち絵。なんで三戦立ちみたいな構えなのか。出てくるたびに末堂inジェットコースターを思い出して笑いが。