プレイヤーも認識していないほかの世界線の助力(犠牲?)もあってゲーム中のトゥルーEDに辿り着けた、という【哀心迷図のバベル】と同じで舞台裏のお話で、いい話っちゃいい話なんですけど、あくまで助手・・・いやトゥルーEDに辿り着くためのお膳立てという形なわけで、ほんとにまゆりは縁の下のなんちゃらって感じやねえ。まあアレが「まゆりED後の出来事」の場合酷い話になるんで、これでいいの・・・か?逆にバベルも今回もメインじゃないけど役どころ的に美味しいのは鈴羽。設定が設定だけにどこにおいてもキーポイントになり得るし。


世界線の時系列(って変な言い方)だと、1.129848(ドラマCD)のまゆりが過去(1.130205=本編十一章)に飛んで、自分に助言をして、行動が変化(=バチーン!)したことによって1.130205から1.130212に変化した・・・として、携帯にムービーファイルを送った未来のオカリンの台詞「1年後に向き合うことになる」からして、まゆりが消えたあとの1.129848オカリンが未来の執念verに行き着く・・・ってことまではオッケーなんだけど、それだと1.129848から過去に飛ぶんだから行き着く先は1.129848のはず・・・で・・・、あーでもタイムマシンで飛んだ先は全く同じ世界線ではなくて、タイムマシンという異物が混入した時点でいくらかダイバージェンスが変わるんだっけか。1.129848のまゆりには二台目のタイムマシンはこなかったわけで、その差分と。・・・だとすっと、妙に変動の割合が大きいような・・・。ビンタの瞬間に世界線が変わったとするならば、そのおかげで未来のオカリンとそこからきた鈴羽の記憶にも変化が生じたわけで、その変動率が0.000007・・・。対して過去の自分に助言を与えるために飛んだだけで変動率は0.000357・・・。この差は・・・?タイムマシンが「現れた」ことで到着の瞬間に変動するわけじゃなくて、元々行き先が微妙に食い違ってるってことかしら?そっちのほうが辻褄は合うちゃ合うんだけど、その場合まゆりの助言とビンタはあんまり意味がなくて、むしろまゆりが消え去ったことで執念オカリンが生み出されるとするなら、大事だったのは「助言&ビンタ」より、オカリンの目の前からまゆりが消失すること・・・になる・・・のか?だとすりゃ最後のまゆり同士の会話が涙目に・・・。鳳凰院凶真の復活はビンタによる叱咤激励でなく、消失による絶望こそが正解だと・・・。いやまあ、あのビンタがなければムービー+鈴羽の説明を聞いても「いや無理・・・そういうの俺には向いてない・・・っていうか不可能・・・」というオチになったのかも知れないけど。うう、なんかこんがらがってきやがる。


あと今回は「リア充オカリン」「鈴羽さァん!」「バチーン!」のそれぞれが笑いどころだったんですけど、リア充オカリンは兎も角、あとの2つに関しては・・・。ミストさんスレに入り浸りすぎてビンタの効果音だけで笑えてしまった自分が空気の読めない馬鹿者なのです・・・。でも「鈴羽さァん!」(ラボを出て行く鈴羽を呼び止めるとこ)に関しては情状酌量の余地があると思います。いやなんかあんときのまゆりの発音っつーか声、変だって。ザマス口調の貴族が金切り声あげた感じだったもん。いやマジで。


・追記
「鈴羽さん!」でなく「鈴さん!」だった。これくらいの間違いは、どんなサイトにだってあるさ。俺だってそういう経験はあるしね。でも今は、そんな事はどうでもいいんだ。重要なことじゃない。