とりあえずBBCS買ってきたんで、忘れないうちに自分用のストーリーモードメモ。とりあえず以下のように進めれば100%になるハズ。
あと今回は基本的に敗北することによって見れるゲームオーバー展開で%を補完していく必要がなく、敗北でのルート分岐はあるものの、分岐がなければゲームオーバー画面で再戦を選べるようになっているので前作で散々苦しめられた穴埋め作業はほぼ必要ない。やったね妙ちゃん!「教えて!ココノエ先生!」でも不評だったから取りやめたってぶっちゃける始末さ。




・ラグナ




シーン1(vsカルル)→シーン2(選択肢・目をあける)→ギャグシナリオED。


シーン2(選択肢・起き上がる)→vsタオカカ→シーン3(vsラムダ)→シーン4(vsレイチェル)→敗北→シーン8(vsジン)→BADED。教えてココノエ先生へ。


シーン4(vsレイチェル)→シーン5(回想イベントのみ)→シーン6(vsジン)→シーン7(vsハザマ)→トゥルーED。




プレイヤーのストーリーに関する基礎知識と大体=ラグナは今回も色んな人に思わせぶり且つ婉曲な言い方に振り回されて「俺にわかるように説明しろ!」「なん・・・だと・・・」な展開なのは前作そのままなれど、今回はシナリオの軸から微妙に外れてるというか、外野扱いされることが多く、そりゃまぁ本人もハブられるのをスネもするわな・・・と。
BADEDは前作にもあった所謂暴走EDで、展開としてはシリアスなのに「静まれ俺の右腕」描写がストレート過ぎて逆に笑えてしまった。まァ狙ってんだろうけど・・・。
しかし、ココノエ先生〜でのトゥルーへのヒントを聞く限り、当初はコレ、DDフィニッシュの回数でシナリオ分岐する仕様になってたんじゃねーのかな?前作もそんなフラグ管理あったし。




・カルル




シーン1(vsラグナ)→シーン2(vsノエル)→選択肢・やっぱり話を聞く→ギャグシナリオED。


シーン2(選択肢・構わないで下さい)→シーン3(vsツバキ)→選択肢・姉さんの示した方向へ→シーン6(vsハザマ)→BADED。教えてココノエ先生へ。


シーン3(選択肢・父さんの情報を優先する)→シーン4(vsライチ)→トゥルーED。




カルルの父、レリウスと、お約束の人形弐号機イグニス登場。次回作ではボスキャラ格として参戦、かしらんね?トゥルーEDの展開からして、次回作はイカルガか。
しかしカルルにことさら「大人は汚い」「何度も騙された」「地獄を見た」と連呼されると、なんか、アレですね。アレが何かはアレなんでアレなんですが・・・。
いや個人的にはカルルが仕官学校三人娘とライチを優しい顔で油断させて手篭めにする展開のほうが好みなので、別にそういった趣向があるわけではないと強調しておきたい。




・タオカカ



シーン1(vsアラクネ)→シーン2(選択肢・面倒だし、ここで待つニャス)→ギャグシナリオED。


シーン2(選択肢・探しに行くニャス)→シーン3(会話のみ)→シーン4(vsラグナ)→シーン5(vsツバキ)→シーン6(vsノエル)→敗北→ノーマルED。


シーン6(vsノエル)→シーン7(vsハザマ)→シーン8(会話のみ)→トゥルーED。




ギャグシナリオが、夢オチという建前で無茶苦茶やってるラグナ・カルルと比べて現実のハズなのに荒唐無稽過ぎることから、この無茶苦茶も実は事象確率のどうたらこうたらでシリアスな裏設定の元に・・・と思ったがそんなこともなかったぜ。・・・途中までバングのほうが目立ってるのは些細なこと・・・だよね?
あとあんま言いたくないけど、普通のシナリオでもギャグ担当がギャグシナリオをやってもあんま映えネーナ・・・みたいな。逆にノーマルEDなんかは珍しく落ち込むタオカカが見れるのでお気に入り。




・レイチェル




シーン1(会話のみ)→シーン2(vsハクメン)→選択肢・声をかける→ギャグシナリオED。


シーン2(選択肢・声をかけない)→シーン3(会話のみ)→シーン4(vsジン)→シーン5(選択肢・ハクメンに任せるわ)→シーン7(会話のみ)→BADED。


シーン5(選択肢・仕方ないから遊んであげるわ)→vsラムダ→シーン6(vsライチ)→トゥルーED。




ギャグシナリオ。面白い、面白いんだが、皆突っ込んだであろう一言。「ツバキは?」
ED2種とも闇の触手に拘束されて終わりという、同人誌だったら魔法少女アイ同然の展開に陥りそうなレイチェルだけど、まぁトゥルー(シナリオ)で補完されんのかな?多分。
しかし仕様上仕方ないとはいえ、ジン戦で負けると姫様カッコわりぃなぁ・・・。でもココノエ先生〜でもペースを崩さないあたりはさすがだ。「なにそれこわい」。



PP1063でBPがジュリ・1325、アドン・1692、キャミィ786。イノや紫苑を彷彿とさせるジュリはキャラ的に大分気に入ったんである程度使ったんすけども、いや、きっついわこのキャラー。具体例を箇条書きにすると




・攻め手にかける


・かといって守りも別に得意なわけではない


・一見飛び道具、突進、対空が揃ってるように見えて揃ってない


・溜め風破刃を絡めたコンボがパッドだと無理ゲー


・ウルコンの性能が・・・




攻め手にかけるってのは、要はガードに当てて有利取れる技がないんスよねジュリさん。疾空閃が反確なのは兎も角、風車が弱でもダメってのはなあ・・・対空性能はまるでないし。風破刃は性質上飛び道具で固める使い方はしにくいし・・・。逆に守りはそこそこ強風破が飛んだ相手落とせたりするけど・・・。


多分当身技をもっと多用すれば相手を撹乱できると思われるものの、当身のタイミング取りつつ成功したら攻撃に移ってその際に溜めてた風破刃を解放してコンボに・・・って一連の動きが、パッドだとやっぱ・・・。ジュリ専用にボタン配置変更すれば少しは楽になるかもしんないけどなー。兎に角溜めないと立ち回りとコンボ火力の真価が発揮できないし、気軽に触れる技がありゃしない。6kの中段も性能悪いし。


じゃあなんでそんなジュリでそれなりに勝ててるかっつーと、やっぱり新キャラ特有のわからん殺しかしらねえ。こまったらEX風車とEX疾空ぶっぱぶっぱ。風車はダメージ高いし、ケズリ殺しにも使える。疾空は当たったらウルコンへ。このEX疾空ヒット→ウルコンほぼ確定がジュリの強みではあるんだけど、逆に確定状況以外で単品としてみると、出が遅い・範囲狭い・無敵あんの?・削りダメージに期待はできない・入らなかったらスカろうがガードさせようが隙多すぎ、と、まさに確定状況以外で使うなといわんばかりの・・・。まあウルコンってそんなん多いっちゃ多いですけど、ある程度は削りに期待できたりかわされても距離が離れるからフルコン食らい難いとか、なにかしらあるもんなんすけどねぇ・・・。ほんとにブッパには向かない技なんで、ゲージが溜まって劣勢のジュリは、俺のPP帯のLVがそんなもんだからとはいえ、EX疾空を狙いにくるやつばっか。EX疾空3回連続で出されたことも。・・・そして出したことも。


対策されるとどうしょもないんで、1ランク上に行くためには風破溜めと当身を活用することが必要不可欠なのにパッドだと無理g(略)


もう1つのウルコンの風水エンジンは風水エンジンで、発動したらガン逃げされるし・・・。つーか風水なくてもスト3勢のいぶきやダッドリーはバカみたいにタゲコンで通常技繋げてくるし。畜生。




逆に使いやすくて強いのがアドン。強みを挙げると




・必殺技全部が性能良し。ライジングは無敵付いてて対空・コンボに活用できて威力も高い。ジャガトゥースはガードされても確反取られるほどの不利はつかない、強引に距離を縮められる。しかもアマブレ属性付き。ジャガーキックもガードさせて少なくとも五分?こっちもアマブレ属性付きで、判定さえ出てしまえばかなり打ち勝てるので中距離からガンガン振れる。空中版はヒットさせると色んなコンボが繋がる。低空キックマスター出来れば相当強い。EX版は中段技で飛び道具スカせる。中距離で基本しゃがみ安定してる相手はガンガン食らう。


・通常技の性能もいい。中足・中パンとリーチと出の速さに優れ、大足は何故か2ヒット。セビも怖くない。


スパコンは無敵ありで、ガードされたらP派生で削り、当たったら何も押さずかK派生と使い分け可能。


・ウルコンは対空・コンボに有用なアバランチと、脅威の飛び道具抜け奇襲技リボルバー


・必殺技は全部キックボタンのみで素人的には大変使いやすい。またスパコンはパンチボタンなので、初心者によくある当たったら兎に角追撃の必殺技コマンド連発をしても、スパコンが暴発する可能性はゼロ。そのうえウルコンはキックなのでウルコン狙うはずがキャンセルかかってスパコンが出てしまった・・・ということもない。




・・・と、正直追加キャラの中ではいぶきと並んで強いんじゃねぇの?いぶきほどテクニカルさも要求せずに素直に動かせるし。ジュリ、キャミィ(前作使用キャラ)と、基本当てて不利な必殺技持ってるやつばっか使ってたんで、このヒット・ガード関係なくガンガン技を振れる安心感は異常。ジャガーキックもさることながらトゥースも見た目に反してそこまでの不利はないので、ガードして反撃入れてくる相手には無敵付きのライジングで狩れる。PP帯+追加キャラ+ジュリやいぶき、コーディに流れてアドン人口が少ない、という3つの要素のおかげではあろうが、1試合に1回は確実に決まる。警戒してトゥース後も固まってくれれば投げ。同じことをキャミィのアローとスパイクでやろうとすると派手に確反入れられます。格差っ・・・圧倒的格差っ・・・!


そんなトゥースの弱点は判定が弱いこと。ただやはりPP帯のおかげか、トゥース見てから確実に迎撃してくる手合いは少ないし、してくるならしてくるで弱トゥースで落下位置をズラせばオッケー。セビが有効ならトゥース見えたらセビでよかろうが、そこはアマブレっ・・・!


ウルコンのアバランチは、対空・コンボ・ブッパと用途が広い分威力は控えめなものの、ロック技なので所謂カス当たりがほとんどないのが個人的に魅力。あと掛け声が素敵。勢いとチンピラ臭さがたまらねー。


リッボッルヴァー!は、コンボに組み込んだり空中の相手に当たるとカス当たりなものの、生当ての威力はアバランチの1.5倍・・・もっと?アバランチで3割ならリボルバーは5割って感じ。発動後キー入力で飛び跳ねる距離を調節できて、相手方向にキーを入れれば端−端も余裕で届く。端から少し前に出たところで相手の様子を伺い、波動拳でも撃ってこようものなら見た瞬間にリッボッルヴァー!って確定。アドンスレによると本田の強頭突きやブランカのローリングもガード後に即発動で確定。相手が体力5割弱、こちらが残り数ドットで削り殺せる状況で飛び道具持ちに対してわざと距離を取り、飛び道具を撃たせてガードしたり垂直ジャンプで避けたり等のリアクションを取れば、結構な割合でそのまま撃ち続けて削り殺そうとしてくるので、そこをリッボルバ。・・・それ最初の飛び道具にリッボルバすればいいんじゃねーの?という質問に関しては、心の準備なしで撃たれた中間距離の飛び道具に即反応するのは自分の腕ではキツイので・・・。タイミングを自分で作り出してから・・・ということで。事実この戦法で残り数ドットからの逆転劇は数知れず。奇襲技なので一度当てれば警戒される弱点も、一期一会のランクマッチならあまり問題なし。試合中に警戒されてもそれはそれで安易な飛び道具を封じる効果を得られるとも言えるし・・・。




残りのキャミィについては・・・その・・・基本新キャラ厨なんでまことに乗り換えようかと思ったんすけども・・・今回まことがあまりにもアレなんで・・・。スト3のまことってこんなんだったっけ・・・?歩きは一人だけベタン食らってるのかと思うくらい遅くて、代わりにダッシュが速く、立ち状態のレバー入れ通常技が弱パン以外の全部にあって、踏み込み技で距離を詰めつつその強い判定と異常な単発火力の高さとスタン値がウリ・・・なのはそのままとして・・・。剣と巖は兎も角、疾風の隙がクソ大きくて、単発且つアマブレもないのでセービングにクソ弱い。トゥースはアマブレ付きなのに・・・。あと土佐波がウルコンになったせいでキャンセルが効かず、唐草→強P→土佐のまことの代名詞とも言えるコンボができねェ。丹田なんて使えないスパコンいらないから土佐波をスパコンにしてくださいよ!


あと移動唐草・疾風キャン等「まこと使いならこれが出来なきゃ」っていう前提テクが多いんでギブ。ブロッキングがないから飛び道具連発されるだけでも地味にキツイ。いやま、3んときもそんなにブロ使えてたわけじゃないけど、飛び道具取ることくらいは出来たんで・・・。セービングで取ってキャンセルダッシュで間合い詰めるか飛ぶしかねーか・・・。




んー。俺の腕だとまこと無理くさい。ジュリも頭打ちっぽいんで、いぶきでも使うか・・・?サガットアドンムエタイ師弟コンビでもいいんだけど。


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Dies irae ~Acta est Fabula~ ドラマCD『Dies irae~Verfaulen segen~』

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聞き終えた。とりあえずなっげぇ!

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装甲悪鬼村正 ビジュアルファンブック (TECHGIAN STYLE)

装甲悪鬼村正 ビジュアルファンブック (TECHGIAN STYLE)


値段についてはとやかく言うまい。資料集なんざそんなもんだ。ただ、なあ。絵巻じゃないんだからこの横長は・・・いや言うまい。




【人物紹介】
冬コミセットの「悪鬼の章」のほうが資料的にもスタッフコメント的にも面白いのでカットカット。あくまで資料集ではなくビジュアルファンブックと銘打ったからか、ほとんど登場人物紹介全キャラverって感じ?ン?


・人物対比図
茶々丸が割りと大きい。雪車町と対して変わらんとは・・・。でもこれは雪車町が猫背の所為かな。栄えある最長身キャラは雷蝶様・・・なのだが、トサカ抜きにすれば微妙にガーゲットのほうが高い気がしないでもない。アスカロンも草葉の陰で喜んでるだろうぜ。




【物語回想】
章ごとのあらすじ解説と、使用された全CG、加えて各CGに対しての場面解説とスタッフコメント+フローチャート攻略。ゲームオーバー時のCG(武道脱落)も当然載ってるわけだけど、一番早く見れるのが第三編とは知らなかった。ていうかこの展開、オレ見てねぇっす。だって第三編って操見逃して一条か香奈枝さん斬ってもどっちか絶対生き残るやんけ、と思ってたら、後のフローチャートにて氷解。村正ルート突入後、第三編終了時点でゲストキャラ(操)より好感度が高いのが村正であること、と。成る程。確かプレイ中は村正4、操4だった気がするから、これを見るには意図的に操の好感度上げ過ぎないようにせんといかんわけか。




・英雄編
こうして並べてみてみると、他編に比べてエロとグロとメカの比率の高さが際立つ。グロとメカの要因の大部分は正宗とヨシキヨの所為。あとやっぱ着物一条可愛いですってばよ。


・レールガンパンチのコメント
「右下に見える足が、どーしても巨大なナニかに見えて仕方がない」







↑足がナニに見える一例。




・復讐編
ガッタイダーと香奈枝さんのオンパレード。EDの一枚絵はやっぱり本来血みどろでグチャグチャらしい。でも不自然なくらい白くて綺麗というか、憑きモノが落ちたように眠る二人の図が好きなのでやっぱこっちのほうがいいよネ。


・獅子吼の妖剣
「実際にやってみてください。本当に距離感が〜」


・・・出来るか!いやモップとか棒っきれでもいいならっ・・・可能っ・・・!


そういえばこの構え、握りが違うから同じ構えとは言えないので似たような構えになるけど、るろ剣で剣心が「信剣の構え」として敵(般若)に使ってて、その使用意図が距離感を狂わす敵の腕の長さを見極める為という、獅子吼の妖剣とは真逆の構えだったり。




・魔王編
というか没イベント絵暴露ネタ。邦氏と桜子のサッカーボール、獅子吼少年香奈枝に花束、景明蜘蛛の腹を拭く、景明と光の勉強会、堀越で食卓を囲う景明と茶々丸、骨董屋と景明と村正。何故没ったし。特に2、3番目。


・八剣姫
劔冑は太刀の存在により左右反転が不可能な為、演出の都合で反対向きの絵が欲しいときはそのつどレンダリングを〜・・・。要は無手の八剣姫(と銀星号)は処理がとても楽でした、というお話。八剣姫に限らず、2D・・・普通の一枚絵はキャラや場面に関してのコメントが多いのに対し、3DのイベントCGに対しては「ここに苦労しました」「この演出の処理が・・・」という愚痴で埋められているような・・・。この辺の3Dに対するこだわりはニトロらしくて良いのだが、その代償があの超速(笑)スキップなのね・・・。




・悪鬼編
ラストの悪鬼スマイルの見えなかった顔の上半分が公開。端が吊り上がった笑みだけ見ると「まさに悪鬼」なのだが、目がなんかもー、悪鬼とも取れるし、泣くのをこらえてるようにも・・・。




【劔冑紹介】
「装甲の章」と(略)。違いを挙げるとするなら、装甲の章が「絵」での紹介だったのに対し、こっちは3Dモデルでの紹介。あと各劔冑の生産国(大和・武蔵国みたいな)、作られた時代、兵装、陰義、グラフ式能力パラメーター等、ゲーム内で見られる劔冑一覧のデーターベースを詳しくした感じ。見所はやっぱスタッフコメントと、誓約の口上?バロウズは演出だと思ってたあの楽曲がちゃんとした口上の代わりだったり、獅子吼の「銘など不要!」は別に口上じゃなかったり・・・。あと陰義は、小太郎の月山の担当は金打声欺瞞・・・つまりあのジジイ声も欺瞞なんだよ!装甲してないときもジジイ声?喋るときは常に陰義使ってんだよ。多分。




【番外編】
ビジュアルファンブックにはお馴染みの、雑誌、ポスター等、各媒体で使われた絵の数々。とコメント。「PUSH!!」2009年12月号描き下ろしイラスト、の香奈枝さんが色々凄い。どう見てもまともにヒロインに見せかけるつもりすらない。つーか人村正の絵が少ない、っていうか無いのは、隠しキャラみたいなもんだから、代わりに他三人の絵が多くなるのはわかるんだけど、香奈枝さんのこの少なさは・・・(内訳は一条が7枚、茶々丸が5、光が3、香奈枝さんも3)。しかも3枚の内2枚は返り血を浴びて笑ってるし。さすがやでぇ香奈枝さんは・・・。一条は返り血を浴びるってより出血する側だからか、絵は本編詐欺と言われてもいいくらい可愛かったりエロかったりするものが多いのに・・・。




【抱き枕紹介ページ】
つらつらと萌えとエロに関して書き綴ってあるページ。・・・本編解説の項でも思ったんだけど、エロの薄さに関しても絵は悪くねぇんだよな、絵はよ・・・。




【スタッフ座談会】
用語辞典と並んで、「悪鬼・装甲の章」との差別化において一番の目玉、か?でも奈良原せんせぇは欠席です。「ライターが作品以外の場で語るとロクなことがない」とか。まあ確かに、下手な発言する心配も、イメージ壊す心配もないしなー。一応刃鳴散らすのあとにライターとして何回かコラムみたいのやってたけど、大半は剣劇に関しての薀蓄と、そのまんま剣劇SS載せたりとか、そんなんだったからね・・・。いや、そんなんで良かったんだけど。今後の展開としては決定してるREDの漫画の他に、ドラマCDの続編と、もう一つデカい企画が進行中だとか。アニメ・・・は無理・・・だな・・・多分。




【用語辞典】
目玉!のハズなのだが、多分コレ奈良原さんが書いてるんじゃねえっぽい。型月系の用語辞典やディエス・イレみたいなシュライバーだけで半ページ埋まるような解説を期待すると肩透かし、かも。






結論。冬コミセット持ってなきゃ買っとけ。持っててもファンなら買っとけ。・・・しかしこの収納方式、どうにかなんねえのか。あの、フェイトの読本みたいに、箱みたいなのにキッチリ詰まってるタイプのアレね。取り出しにくいねん。


シュタゲクリア記念。本棚の漫画から無理やりタイムトラベルネタを見つけてみようぜタイムトラベル・リープ等を主題にした作品を振り返ってみよう−漫画編その1




ドラゴンボール


ドラゴンボール 完全版 (1)   ジャンプコミックス

ドラゴンボール 完全版 (1) ジャンプコミックス


ご存知ドラゴンボール(以下DB)。DBでタイムトラベラーといえば、これも言わずとしれたトランクス。荒廃した未来世界から、悟空の心臓病による死を食い止める為に、そして人造人間を倒す手がかりを得る為に・・・というのがトランクスの目的だった。しかし過去で人造人間を倒したところで未来のトランクス世界における人造人間がその場で消滅するわけではない、とトランクス本人によって明言されている。つまりDB世界はシュタインズ・ゲートでも言及されていた多世界解釈によって形作られているのだ。・・・その割には初登場時に「二人(ブルマとベジータ)が気まずくなってしまうとオレの存在そのものが消えてしまう可能性が・・・」等と、多世界解釈においては問題ではないはずの「親殺しのパラドックスについて心配しているようなシーンもあるが・・・。まあその後のパラレルワールド講釈も急だったし、多分途中から設定変更っつーか後付を(ry


この多世界解釈、即ちパラレルワールドを適用させることによって、劇場版の謎も解決できる。同年代の方には説明するまでもなかろうなのだが、ドラゴンボールの劇場版は、どれもこれも時系列的に、パラレルワールドでなきゃ無理がある舞台設定のものばかりなのだ。多分原作・アニメと照らし合わせても無理がないのは「銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴」(ボージャック)と「龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる」(ヒルデガーン)くらいだろう。元々「独立した時間軸」という、制作側からパラレルワールドを公認するかのような発言も出ていて、大人しく全部それで通せばいいものを、「激突!!100億パワーの戦士たち」(メタルクウラ)「燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」(13・14・15号)あたりはセルゲーム開幕までの1週間に空白があるのをいいことにそこに組み込まれていたりする。無茶やがな。


また「自分がいた世界の歴史とはかなりズレてしまった」というトランクスの発言から、どの行動が原因で、シュタゲ的に言うなら世界線が変動してしまったのかを考察してみると、やはりフリーザ親子を殺した瞬間だろうか。本来の歴史(恐らく未来トランクスの世界でも)では、悟空が瞬間移動であの場に現れるはずだった。多分フリーザをバラしたあたりで例の効果音と共にダイバージェンスメーターが変動したに違いない。おかげで心臓病になるタイミングや、人造人間の内訳や強さも変化してしまった。・・・と、バタフライ効果を自分の所為と思い込んで落ち込むトランクスなわけだが、真の原因はトランクスが最初に飛んだエイジ764年よりさらに1年前に、違う未来世界のトランクスを殺してタイムマシンを奪いやってきたセルの存在だった。つまりトランクスがどうこうする以前に、微妙に歴史は食い違っていた・・・と、この辺の仕掛けは見事といえる。


さらにシュタゲ的な解釈を推し進めるなら、薬を渡そうと警告をしようと、悟空は心臓病にかかり人造人間(17号と18号)と戦えないという結果に世界線が収束する、という考え方も出来る。・・・いやまぁ、何故か死亡は回避してるけど。悟空が死ぬことよりも、「心臓病で人造人間と戦えない」という事象のほうが収束に含まれていた、と考えよう。無理やり。アトラクタフィールド理論と多世界解釈は別物なので、あくまでシュタゲ的な目線で、ということで。


シュタゲを「鈴羽が成功するまでの物語であるとも言える」と書いたが、DBのセル編も、トランクスに始まりトランクスで終わった、未来が救われるまでの物語なのかも知れない・・・。と綺麗にまとめようとしたものの、トランクスって、初登場のフリーザ一味相手に無双してた時がピークで、後はいいとこがあんまり・・・というか全然・・・。対17号・18号ではベジータの助けに入って瞬殺精神と時の部屋後は「父さんを超えてしまった」(キリッ)とか言いながらパワー頼りの変身をしてセルにバカ呼ばわりされ、セルゲームでは復活したセルに殺されて・・・と、ピッコロやベジータだってもう少し一線に張り続けたぞと言いたくなる不様さよ。


そんなピーク時ことトランクスの登場シーンに関しては断然アニメ版で、専用曲「バトルポイント・アンリミテッド」(流れたの多分ここだけ)と共にスーパーサイヤ人に変身して、それまでの・・・漫画だと数十ページ前までラスボスとして君臨していたフリーザを一刀両断する様は、素晴らしく格好良いのだが、同時にバトル漫画におけるインフレの無情さを感じずにはいられない。




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余談。読み返してみるとトランクスが初登場した時の等身が軽くヤバイ(28巻の79P)。







↑大体こんな感じ。いくら何でも胴短すぎ&足長すぎだろう。