第五編




第5章、回想編。これでやっと主人公・景明の持っている情報とプレイヤーの把握している事柄がイコールに。


2回目の一騎打ちシーンはあそこだけ刃鳴散らす感全開であり、それだけに景明の凡人っぽさが引き立つ印象。赤音ならもっと安心して見ていられ・・・むしろ開始2秒で決着が付いてその後に薀蓄が入るハズ。






以下ネタバレ








回想全般に言えることなんですけど、結果的に台無しになるのが確定してる日常描写を見るのは辛い・・・。首領殿とか、部下の説得云々の下りの部分でもう嫌な予感しかしてなかったし・・・。逆に湊本家の爺さんが山賊との手打ちを呑んだのは意外。見た目からフェイトの妖怪爺を連想してたんで、戦う意思を無くした山賊に外道な仕打ちをするのかと思ってたら、案外物分りがいい人で驚き。


・スバル様
景明を息子に持つ割に若すぎるのは景明が養子だから、で、夫は声と後姿からして署長とほぼ判明。だから景明にあそこまで理解を示すのね。が、問題は光。どうも今までサブリミナルのように挿入される光を抱くスバルのCGや、描写を見るに、ヘタすると光は景明とスバルの間に生まれた子供なんじゃあ・・・。光の景明への兄妹を超えた愛情表現を見るに、近親相姦ここに極まれり。


・光
ああなんか・・・景明とタオロー(鬼哭街の主人公)はいい友人になれそうだ。大変な妹持ち的な意味で。


・首領殿
律さんと血縁関係があるのかと疑えるくらい笑い声が長く特徴的な首領殿。反乱の際にも、少なくとも部下二人は首領側に付くくらい人望があったらしく・・・。でも男所帯でそんな格好してて処女・・・まあいいか。


・オチ
ニッカリ青江を倒し、燃える挿入歌に乗せて、今日も村正は往く。BADEND。てオイ。


・・・どうやら青江を倒したはいいものの、3章で一条、4章で香奈枝さんを殺してしまった為、代償として殺すべき人間がいなくなり・・・ということらしい。あれ、署長は?


というか、殺すべき人間がいなくなっても駄目って、村正のルール、どこまでも扱いにくい・・・その辺の通行人をバッサリじゃダメなのか。つまり毎回事件が起こるたびに、代替として殺す対象になりえるくらい仲の良い人間を用意しておかなければならないワケで・・・。そう考えると景明の善人ヅラも、殺すべき対象を用意しておくための行動とも見てとれる(本人はそんな意識はないだろうが)・・・現に4章も、一条も香奈枝さんもいなかった場合、芳養少年を殺してた可能性が大だし・・・。第1章以前の10数回に及ぶ卵回収に関しても、恐らく殺害対象は現地調達・・・となれば・・・。これほど死神という単語が似合う主人公もおるまい。




とりあえず3章に戻って、一条さんの代わりにゲストキャラの操の好感度を高めるところからやり直す也。